お歳暮を贈るときののし(熨斗)について
お歳暮を贈る際、魚や肉などの
生ものを贈る場合以外は、基本的にのし(熨斗)をかけますね。
百貨店へ品定めに行ったときも
「のしのお名前はどうされますか?」なんて聞かれます。
最近では、簡易的な短冊タイプののしも増えてきています。
一般的には、紅白の蝶結びの水引が掛かったものを用います。
蝶結びの水切りには
何度も結び直すことができる形であるため
何度繰り返しても良いという意味があるようですね。
結びきりの水切りは、ほどくことが難しいため
今回で終わりという意味合いとなっちゃって
お歳暮には使用しないようです。
これっきりのご縁になっちゃうといけない・・
のしにも、いろいろ意味合いがあるわけですね。
また、こちら側や先方様が喪中である場合は
水引は用いず、無地のものを使用するのが作法です。
のしの書き方としては、上段にお歳暮
下段に贈り主の名前を、上段よりも少し小さめに記入します。
会社から贈る場合は、会社名を下段に入れればいいわけですね。
お歳暮の本来の目的は
日頃お世話になっている方への感謝を伝えるものですので
お礼の気持ちを強調したい場合は
上段に御礼と入れても構わないようですね。
でも、お歳暮がやっぱり一般的でしょうかね。
名前を入れる場合、名字だけでも問題はありませんが
先方様が、同じ名字の方から複数贈られた場合なども考えると
フルネームを入れた方が丁寧ですね。
のしの掛け方は、外掛け、内掛け
特にどちらでも問題はないようですが
通販を利用して、宅急便でお贈りする場合は
包装紙で汚れなどを防ぐこともできますので、内掛けの場合が多いです。
逆に、持参する際は外掛けにした方が
先方様にも分かりやすくていいですね (^_^)